ハンググライダー

空を颯爽と飛ぶハンググライダー

車で移動中にふと空を見上げた時、空高く鳥のように三角の翼を広げ飛ぶハンググライダーを見ることがあります。
自由にスーッと飛ぶハンググライダーは、見ていて気持ちがいいだろうな・・・と感じ、やってみたい・・・と思う方もいるでしょう。

最近はハンググライダーの機材も非常に安全性の高いものとなってきているので、チャレンジしてみたいという人は多いでしょう。
ではハンググライダーの魅力、特徴を紹介します。

ハンググライダーとはどういう仕組みなのか

アルミパイプの骨組、セールはポリエステル、三角形の機体に吊り下がる状態で滑空するのが、ハンググライダーです。
ハーネスという下半身を包み込むような装具を利用し、うつぶせ状態で機体にぶら下がり、飛行します。

腕の力も必要としませんし、特別、筋力が必要という事もなく、離着陸する時、斜面を助走する事が出来れば、誰にでもできます。
年齢、性別などを問うことなく楽しめるレジャーなのです。

ハンググライダーは、NASAの前進、NACAで宇宙船や切り離しをしたロケットの回収用の翼として開発されたもので、スカイスポーツの元祖と呼ばれています。
1976年、日本でも第1回ハンググライダー日本選手権が行われ、一躍脚光を浴びました。

ハンググライダーとパラグライダーはどう違うの?

パラグライダーは、楕円形の布で骨組がない翼です。
ハンググライダーは、ブーメラン型で骨組がある翼で、飛行スピードが全く違います。
まさしく滑空するというイメージです。

一般的にハンググライダーは、30から40km位のスピードが出ますし、上級者となると高性能な翼を利用しているため、100km位のスピードで飛行できます。
エンジン付きのモーターハンググライダーもありますが、エンジンがついているかいないかの違いで、人の足で離着陸するという乗り物です。

ハーネス内に体を入れて飛ぶので、機体に手で捕まる事もなく、うつぶせの状態で乗ります。
搭乗者は期待を持ち上げている感覚で、斜面を駆け下り離陸、症状気流に乗れば大空のフライトを楽しむことができます。
小鳥は1秒間に何十回と翼をはばたかせて大空を飛んでいますが、ハンググライダーはなぜ、羽ばたき無しで空を飛ぶことができるのか、というと、ハンググライダーの翼は、空気を上と下に分け飛んでいるのです。

上と下に分かれた空気は、翼の後ろに行くと合流します。
翼の断面をみればよくわかるのですが、上の面が下の面より長く作られているので、上の面の空気が下の面よりも早く進まなくてはならず、そこで上と下の速度の違いが発生し、圧力にも違いが出ます。
この違いが上向きに行こうとする揚力となり、この力によってハンググライダーは翼をはためかせることなく空を舞う事が出来るのです。