季節を楽しむお花見

お花見は日本の誰もが愛する素晴らしいアウトドア

春になると心がうきうきします。
ランドセルを背負った小学校1年生が意気揚々と学校に通う姿、新しいぶかぶかの制服を着てちょっと緊張気味に学校に向かう中学生、ちょっと大人になった気分で新しい学校生活にわくわくしている高校生、就職を控えて自分がどんな風になっていくのか、自由の中に放たれた大学生、みんなうきうきと、わくわくと、新生活に向かっています。

社会人になって、結婚し、子供を産み育てていく中でも、日本の四季を感じ、月日がたっていくことを実感するのですが、どんなに年齢を重ねても、美しいなと、日本は美しい国だと実感するのは、やはり春でしょう。
春になり、温かくなると一気に薄ピンク色の花を咲かせる桜は、日本を象徴する花です。

一斉に咲いた桜を見て春になったことを知り、一斉に散っていく桜をみては季節の移り変わりを実感します。
古くから桜は、日本人の心に宿り、時に花見をして桜の美しさに酔いどれ、時に散る花びらをみてははかない命を知り、常に日本人の側で咲き誇り散っていく花、それが桜です。

桜を見ると花見をしたくなるのは日本人だからこそ

桜が咲き始めると、花見だ!集まるぞという気持ちになります。
都市部では場所取りをしてでも花見の段取りを整えます。
新入社員の最初の仕事は、花見の場所取りとも言われるほどです。

秀吉の時代、醍醐の花見から始まったといわれる桜の花見、当時は風流なものだったと思いますが、現代はどうでしょう。
花見の後にはゴミが散らかり、酒に酔った勢いで、何でもしていい気持ちになる、季節行事を心からマナーよく楽しんできた日本人はどこへ行った?と、問いかけたくなります。
お花見にもマナーがある、ということを日本人だからこそ、知っていただきたいと切に願います。

桜はお酒がないと楽しめないのか?

満開の桜の下、サラリーマンたちが楽しみにしていたお花見で宴会、これはいいことだと感じます。
綺麗な桜の下、日本ならではの行事を楽しむ、伝統行事を継承しているようなものです。
でも、お花見にお酒が必須ということはありません。

本当にただ桜を楽しむために、お花見に来ている人もいます。
例えばお弁当を持ってお花見を昼間、楽しむという家族連れ、ライトアップされた桜を干渉するカップル、本来桜というのはそのはかない花の短い一生を楽しむものです。

お酒はなくても上等のはずです。
でも春になり、恒例行事のお花見を楽しみたいという心がるなら、周りに迷惑をかけないように飲む、ということが当然のことでしょう。

歌を歌ったり、踊ったり、楽しく過ごすのは花見の醍醐味です。
でも、ごみを持ち帰る、周りの人に迷惑をかけない、時間になったらすっと別の場所に移動する、むやみに広く場所ととらず桜を楽しみにしてる人に対し、遠慮する心も必要でしょう。

桜の枝を酔いに任せて折ってしまったり、シートを桜の根にかけたりするのは大NG行為です。
日本人は節度ある民族といわれているのですから、お花見だといって節度を超すようなことをするのは、日本人の恥だと知りましょう。