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バードウォッチングに挑戦

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自然の生命の美しさ

たたずむ鳥2つ目ののんびり系アウトドアとして紹介するのは、バードウォッチングについてです。
といっても、鳥を見ることの何が楽しいんだ?と思う人も多いのではないでしょうか。
実際、都会に暮らしていると、周囲を飛んでいる鳥の種類というのは限られてきます。

スズメやカラス、ムクドリぐらいは分かるものの、それ以外の鳥は分からないという人も多いのではないでしょうか?
こういった鳥を見てもあまり楽しく感じないのは、それぞれの種類の違いをしっかりわかっていないためです。
実は町中にいるカラスだって、ハシブトカラスとハシボソカラスという二つの種類がいますが、これを意識して見る人は多くないでしょう。

スズメだって、大きさだけで判断している人も多いのではないでしょうか。
実際にはスズメと同じサイズ感ではあるものの、違う鳥がとまっていることだってあるのです。
「意識してみること」で、鳥の観察というのは一気にその楽しさを増します。

人間というのは、知的欲求を持った生き物です。
一つ一つの生き物に注目し、それぞれがどの種類の、どんな鳥であるのかということが分かるようになれば、バードウォッチングは一気に楽しいレジャーへと変身することでしょう。
ただ、都会の中では見られる鳥の種類にも限りがあります。

アウトドアでバードウォッチングをするのは、より多くの鳥を見られる機会を得るためです。
普段見られない鳥を見ると、自然の豊かさや生命の美しさというものを再確認することが出来るのではないでしょうか。

バードウォッチングのやり方

鳥というのは、大きい物もいれば小さいものもいます。
小さい鳥ともなると、その姿を見つけるのは簡単なことではありません。
姿を追っていても、なかなか見つけることが出来ないのです。

そんな鳥探しを行うにあたって重要なポイントとなるのが、鳴き声です。
姿を見つけることに注目していてもなかなか見つける事ができませんが、耳を澄ませるとどちらの方向にいるのか、ということがすぐ分かる場合もあります。
さらにもう一つ重要なのが、鳥を探している段階では双眼鏡を覗かないことです。

双眼鏡を除くと遠くのものが見えるようになる変わりに、視野が狭まります。
双眼鏡を除くのは鳥の姿を発見してからにして、まずは鳴き声を元にして肉眼で探索する、というのが基本となるのです。
加えて、鳥は種類毎に好む場所というものがあります。

木の上を好む鳥もいれば、水上や水辺を好む鳥もいます。
それぞれの鳥の種類に精通してくると、だんだんと鳥を見つけるのも簡単になってくるでしょう。
一つの鳥を見つけたら、じっくり観察してより詳しい鳥の種類を見分けるようにするとより楽しみを増やしていく事ができます。

バードウォッチングの装備

最後に、バードウォッチングに準備しておきたい装備についても紹介していきます。
まず1つ目に、必ず必要になるのが双眼鏡です。
最近の双眼鏡は技術の向上が目覚ましく、非常に高い倍率で見ることが出来るものも多くあります。

さらにカメラ機能が付いている双眼鏡などもあるため、バードウォッチングにハマってしまった時には購入を考えてみると良いでしょう。
その場その場の記憶に残るだけではなく、記録にも残せるようになると別の楽しみが生まれてきます。

使う双眼鏡についての質問がありましたので、そちらも参考に見てみて下さい。

バードウォッチングの双眼鏡について

2つ目に望遠鏡があります。
望遠鏡は双眼鏡よりも高い倍率で、遠くから野鳥を観察することが出来る道具です。
双眼鏡に比べて重く場所を取るので必携ではありませんが、これがあることで警戒心の強い鳥なども遠くから観察しやすくなります。

3つ目は野鳥図鑑です。
せっかく鳥をみても、その鳥の種類が分からないのでは楽しみも半減してしまいます。
ハンドブックサイズの野鳥図鑑が販売されていますので、一冊持っておくようにしましょう。

最後にフィールドノートです。
観察した鳥の大きさや場所、特徴や種類、季節などを記録していくことで、次にバードウォッチングをする時の参考としても利用することができます。
何より単純に思い出ノートとしても利用できるので、一冊持っておくようにしましょう。

バードウォッチングは知識が必要なものの、十分楽しめるアウトドアレジャーの一つとなり得るでしょう。