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テントにも種類がある

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キャンプの基本中の基本

キャンプを行う場合に必ず必要になるグッズといえば、やはりテントですよね。
キャンプカーなどを使ってキャンプをする方法もありますが、より自然と身近に過ごすためにはテントを張るのも一つの醍醐味となるものです。
とはいっても、実はテントというのはいろいろな種類があって、どれを選べば良いのか難しいものでもあるのです。

テントの種類は大きく4つに分類することができます。
ドーム型テント、ロッジ型テント、ロッジドーム型テント、Aフレーム型テントの4種類です。
それぞれがどんな形のもので、どんな場面での使用に適しているのか、ということを簡単に紹介していきたいと思います。

テントを購入する際にはこの先を読んでいただいて、参考にしてみてください。

ドーム型の特徴とメリット

では、まずはテントの基本形であるドーム型テントから紹介していきたいと思います。
ドーム型テントはドーム球場のように、屋根が丸い形となっている一般的なテントとして最もメジャーな形をしているものを指しています。
このタイプのドームはインナーテントとフライシートに分かれていて、中を設置した上に外をかぶせるという形で設置することになります。

このタイプのテントのメリットとして、設営が簡単であるということが挙げられます。
慣れるまでは多少時間がかるものの、慣れている人なら10分足らずで設営できてしまうということもあり、初めてのテントの選択肢としてもかなり有用となるでしょう。
風などにも強く安全性も高いのもメリットの一つとなります。

さらに格納した時のサイズの小ささも特徴で、自家用車で運ぶ場合などにも邪魔になりにくいのも便利なポイントとなります。
キャンプにはいろいろなものが必要なので、こういった格納性というのも重要なポイントとなるでしょう。

ただし、屋根が丸くなっている関係から内部は狭く感じてしまうのも事実です。
人数が多い場合や、体格が大きい場合などには向きません。

ロッジ型テントについて

ロッジ型テントは天井部分を広く持たせているテントとなっています。
寝室だけで形成されているドーム型テントとは違って、リビング部分となる部屋の形成や、テラスにあたる外室の形成などを行うことが出来ます。
居住性が高いために、長くキャンプをする場合などに適したタイプとなります。

また、人数が多くても余裕を持って泊まることが出来るタイプが多いのも特徴です。
天井も高いので、余裕持って立つことも出来ます。

デメリットとしては設営に慣れが必要で、慣れたとしてもある程度時間が掛かってしまうことが挙げられます。
そのため、短期滞在において利用すると設置に掛かる時間が滞在する時間に対して長すぎるため損をした気分になってしまうでしょう。
格納時も場所を取りますから、利用する場面を選ぶ必要があります。

ロッジドーム型テントについて

ロッジドーム型テントは、ロッジ型とドーム型のハイブリッドとなるテントとなります。
ロッジ型のメリットである居住性と、ドーム型のメリットである設営の簡単さを兼ね備えたものとなっています。
ドーム型では狭いものの、ロッジ型を購入するほどではない、という人数の場合に利用出来ます。

デメリットとしては値段が高めになる傾向があることが挙げられます。
ただ、ドーム型よりは高額であるものの、ロッジ型に比べるとそうでもないため、状況にあわせて利用することでデメリットはほぼありません。

最後にAフレーム型テントですが、これは他のテントとくらべてかなり設営のスタイルが違っています。
全体にフレームを通すのではなく、上に通したフレームに吊り下げるような形で設営することになります。
一本一本を通さなければならない普通のテントに比べて非常に設置が簡単となっています。

広さもフレキシブルで、大型のものもあるので状況に応じて使うことが出来るでしょう。

テントの種類と特徴は分かって頂けたでしょうか?
初めてのキャンプなら、人数が少ないならドーム型、多いならロッジドーム型をお勧めします。
この二つは設置の簡単さと利用の便利さのバランスに優れています。

実際に初心者の方がテントを選んだ体験記がありましたので、こちらも参考にしてみてください。

初心者のテント選び

このサイトにもありますが、テントを最初に買う時には、その種類の多さやどのような機能が有用なのかが分からないことが多くあります。
しかし、アウトドアに頻繁に出かけるようになるのかもわかりませんから、価格の面と交渉して、どれくらい予算を出すことができるのか事前に決めた上で、買うのが良いでしょう。