いざという時の非常食

登山時には非常食が必須

登山を行う時には、万が一のトラブルに見舞われる事も考えておかなくてはなりません。
順調に登山・下山が出来なくなった場合、まずは体力の減少を抑えることを考えましょう。
そんな時に必須となるのが非常食の存在です。

非常食と呼ばれる食べ物は、水分を含まず保存の利く食べ物が多いようです。
普段は食べる機会も少ないため、リュックの中に入れる事を忘れてしまう人も少なくないのではないでしょうか。
ですが、自分の身を守るために、雨具と言った装備品と合わせて、必ず持ち歩くように心がけましょう。

手軽にカロリーを摂取

非常食としてオススメなのが、手軽にカロリーを摂取できる食べ物です。
チョコレートや干しぶどう、キャラメルといったお菓子なども大事な非常食になります。
このようなものは、ポケットの中にしまって持ち歩けるのでかさばらないという利点があります。

そのほかにもチーズや羊羹といった食べ物も便利です。
ある程度の塊で持っていくと、グループ登山を行う際にも使えます。
火を通さずに食べられる食べ物は、非常食として便利なので選ばれやすいようです。

水が無くても食べられるもの

「非常食」というと缶詰や乾パン名との防災グッズが思い浮かぶかと思います。
ですが登山でいう非常食というのは少し違うようです。

登山では水が無くても食べられるものも非常食として使われます。
以前は乾パンなどが使われていましたが、当日食べるものであれば食パン・菓子パンでも問題はありません。

意外なもので甘納豆など、つばが出やすい食べ物も便利です。

飲み物のように摂取できる物としてはマヨネーズが挙げられます。
そのまま飲むことに躊躇う人も多いですが、乾パンに乗せて食べるなどの工夫で摂取しやすくなります。
そのほか練乳などもカロリーが高く貴重な非常食になります。

こんなものまで非常食に?

非常食の中には「こんなものまで非常食に?」と思うものも数多くあります。
例えば冷凍保存したシチューやカレーなども非常食になるんです。
溶かして食べるのではなく、凍らせたままかじることによって、火を使わず非常食として食べられるのです。

またカナダのほうで食べられるのがペミカンと呼ばれる非常食です。
シカなどの動物性の脂肪と干し肉、さらにはドライフルーツなどカロリーのある物を固めて食べます。
日本ではあまりなじみの無い食べ物でも、登山をする人々の中ではお馴染みの非常食だったりします。

非常食は登山だけではなく、様々なシーンで必要とされるものです。
日常生活の中でもエレベーターの中など、意外な場所で長時間拘束される事もあります。
日頃から非常食についての知識を持ち、いざという時にそなえましょう。

はじめての登山

まずはどんな場所を登るか決める

はじめての登山をする場合には、まずどんな場所を登るか決めることがとても重要です。
いきなり富士山や標高の高い山などを登るのは危険です。
まず、初めは近くにある初心者向けの山を探すことからスタートすると良いでしょう。

インターネットなどでは、ビギナー用に紹介された登山エリアがたくさん掲載されています。
住んでいる場所から意外と近い場所にあることも多いため、まずは一度調べてみましょう。
そのときに、標高は勿論、歩道の整備具合などもしっかりとチェックしてください。

絶対に一人では登山をしない

はじめて登山をする際には、絶対に一人で行動しないように気をつけてください。
急な天候の変化や緊急時の対応がすぐに行えないということはとても危険なことです。
登山時のトラブルは1分1秒を争う、非常に危険なことでもあるため、必ず経験者と一緒に登りましょう。

身近に登山仲間がいない場合には、地元の登山サークルなどに応募してみるのもオススメです。
参加者は皆経験豊富な人ばかりなので、教えてもらえる事も多いです。
便利な登山グッズなどに関しても情報を得られる可能性もあります。

服装にも気をつける

初心者の方が登山をする際、「より身軽な格好が良い」と勘違いしてしまう場合があります。
ですが、山の中は気候が変化しやすく、普段着で登るのはとても危険です。
必ず登山用の服装を身につけてから登るようにしましょう。

そして意外と忘れがちなのがレインウェアの準備です。
レインウェアは雨をしのぐだけではなく、寒さ対策などにもうってつけです。
急な突風時にも、体温が奪われる危険性を防ぐ役割を果たします。

道具選びも慎重に

登山用の道具選びも、準備の段階から慎重に行いましょう。
リュックなど使い慣れた道具を使うのもよいですが、登山用に利便性を求めた道具を使えばトラブルが起きる可能性を軽減することができます。

また、アウトドアグッズ専門店では、男女それぞれに使い勝手のよいアイテムが数多く販売されています。
そういったグッズを利用するのもオススメです。

またシューズ選びも登山をする時に重要なポイントになります。
登りやすさだけではなく、滑り止めが付いていることや防水性などにもこだわってみるといいでしょう。
汗などで蒸れないものを着用すると、より快適に登山が楽しめます。

「初めての登山だから、まずは普段使っているもので登ってみよう」と登山を甘く見ては危険です。
初めてだからこそのトラブルもあります。

必ずしも高価な登山グッズが必要なわけではありません。
ですが、「登山をする」ということにはどのような危険があるのかしっかりと考えて、必要な装備を用意してから登りましょう。

登山する時のマナー

周りの人を配慮して

登山は男女関係なく、誰でも楽しめるアウトドアです。
そんな登山でも、守るべきマナーやルールがたくさん存在しています。
周りの人を配慮しつつ、お互いに気分よく安全な登山が出来るように心がけましょう。

登山をする最大の醍醐味は何といっても達成感と爽快感です。
山というと、いつもは遠くから眺めているだけの場所ですが、実際にその山に自分の足で登るのはとても大変なことということがわかります。

そんな苦労を乗り越えつつ登頂し終えると、なんとも言えない達成感に満ち溢れます。
山頂からの風景は、登り切った人にたとえようのない感動を与えます。
その感動こそが人々を登山に惹きつける、登山の魅力なのです。

歩く時のマナー

登山をする時は、まずは歩き方のマナーから気をつけましょう。
例えば細い道を通る際には、登る人・降りる人それぞれに気を配りながら歩きます。

急な山道の場合、降りる時がもっとも足に負担が掛かります。
そのため、自分が登る側にいる時には降りる側の人に対して特に注意が必要です。

また、他の登山客とすれ違う時には一言挨拶を交わすのもマナーの一つです。
「こんにちは」「お疲れ様です」と声を掛け合うことで、登山の疲れが吹き飛び、元気が湧いてきます。
登山の最中は、自分だけではなく多くの人が登山をしていることを忘れないでください。

ごみは忘れずに持ち歩こう

登山時に食べ物や飲み物と言った物を持ち歩くと、どうしてもごみは発生してしまいます。
しかし、登り疲れたからといってその場に捨ててしまうのはNGです。
必ず、自分のごみは自分の手で片付ける事がマナーです。

頂上などにはあらかじめゴミ箱が設置されている事もあります。
しかし、利用者が多い観光地では、山頂にゴミ箱があったとしてもそこには捨てないで、麓までごみを持ち帰るのがマナーです。
面倒と思わず、リュックの中などに入れて持ち歩きましょう。

休憩時に気をつける点

休憩時に気をつける点は、休憩スペースの使い方です。
他の人が利用する事も忘れず、必要最低限のスペースのみ確保するようにしましょう。
グループ登山をする際にも同様に、周りに目を配りながら場所を探すことが大切です。

トイレ休憩をする際にも、他の人も使うことを意識して、なるべく長時間利用しないように心がけましょう。
ちり紙に関しても、自分用のものを持ち歩いておくと、万が一トイレに紙がない時にも助かります。
ポケットティッシュ一つ持ち歩くだけで、登山中の心配からも開放されるため、ティッシュの携帯はぜひオススメです。

登山はお互いに気を配ることで楽しむことができます。
ゴミひとつ、歩き方ひとつで楽しい登山になります。
マナーを守って楽しい登山にしてください。