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ツリークライミング

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木登りは進化している!

では、1つ目のアウトドアとして紹介するのは「ツリークライミング」です。
文字通りこれは木登りのことではあるのですが、皆さんが想像される木登りとはかなり違って来ているというのはご存知でしょうか?
木登りというとそれほど高くない木に身一つで登っていくものが基本ですが、ツリークライミングでは安全性を向上させた上で、より高い木に登っていけるような配慮が為されています。

まず、命綱をしっかりと設置しているために、途中で力尽きてしまっても安全に降りてくることができるようになっているのは安心できるポイントの一つでしょう。
大人は勿論のこと、子供も一緒にアウトドアに行くのであれば、こういった安全性の配慮というのはとても重要になります。
命綱は専用のサドルと呼ばれる安全帯に結び付けられていますので、それほど違和感もなく上まで登っていくことができるようになっているのです。

さらに、その他の用具というのもかなり進化を遂げています。
ロープに設置して利用する、アッセンダーとディセンダーという用具は、これで昇降が行えるようになっています。
ロープも特殊なものを利用していて、ほとんど伸縮しないものとなっています。

本来こういったクライミング系のアウトドアでは伸縮性の高いロープが利用されることが多いのですが、ツリークライミングは垂直に登っていくという性質上、伸びるロープだと登ることが出来ません。
それに対処するために、頑丈性が高く便利な延びないロープというものが使われているわけです。

木登りの醍醐味は降りるところにあり

普通の木登りを体験したことがある人なら分かると思いますが、木登りというのは実は登る段階よりもおりる段階の方が難しく大変です。
事故や怪我を負ってしまうのも、実はほとんどが降りるタイミングなのです。
というのも、登る時には自分が行く先が目の前に見えていますが、降りる時には足元を見ることが出来ません。

無理に下を見ようとすることで体勢を崩してしまったり、足がすくんでしまったりすることで落ちるといった事故が起きやすくなっているわけです。
このツリークライミングではそんな降りる時の事故を防ぐための配慮がしっかりと行われています。
安全に楽しむことが出来るというのは、アウトドアの大前提となります。

ツリークライミングは行える場所が特殊でなかなか場所の選定が難しいですが、是非探してみるのは如何でしょうか?
実は場所によっては障害がある子供でも参加できるような設備や協力が得られる場合があります。
なかなか障害のある子供が楽しめるアウトドアというのは少ないので、お子さんがそういった症状をお持ちの場合でも、諦めずに探してみるのが良いでしょう。