熱気球

noimage画像

ふんわりと浮く気球、乗ってみたい

熱気球は空を飛ぶ乗り物です。
速度も速くなくふんわりと上空に上がっていき、飛ぶというよりは上空に停止して、空から下界を眺める事が出来るとてものんびりしたレジャーです。

空を飛ぶ乗り物というと飛行域、ヘリコプターなどがありますが、飛行機は速度が亡くなれば墜落しますし、ヘリコプターは機械的なトラブルで浮力を失う事もあります。
気球は空気を暖めて飛ぶという単純な乗り物なので、トラブルが少ない空の乗り物とされています。

「暖かい空気は冷たい空気に比べて軽いので上へ移動する」という原理で生まれた熱気球は、気球の中の温度を調整し、高度を変える事が出来ます。
海外で熱気球を楽しむことができる場所が多いのですが、国内でも熱気球を楽しむことができます。

体験フライトしてみよう

まるで空中を歩いているように空の旅をのんびり楽しむことができる、また360度、パノラマの風景を堪能できるというのが、熱気球の醍醐味です。
ゴンドラに乗っているので、上空で大気と一体になる感覚が強く、大空を漂っているような感覚は熱気球ならではです。

最近は国内でも熱気球を楽しむことができる場所が多くなり、体験フライトも出来るようになっています。
体験フライトでは、空から美しい自然をみたり、普段は見ることが出来ない上空からの景色を楽しむことが出来るというのが特徴です。

熱気球がたくさん集う熱気球の大会なども開催されており、色とりどり、またキャラクターなどのたのしい気球を見ることができ、その景色はとても幻想的です。
夕日が落ちる寸前のフライトは、言葉に言い尽くせないほど美しく、幻想的という言葉がまさしくピッタリの絶景を見ることができます。

熱気球の構造は?

気球の本体である「球皮」というパーツは高強度のナイロンでできています。
その下にはバーナーの熱に強い難燃性の布が利用され、安全性が確保されています。
球皮の頂上部は排気弁と呼ばれる部分があり、浮力の調整を行っています。

熱を送るバーナーは、気球のエンジン部分となっていて、プロパンを液体のまま強制で気化させることによって一気に過熱します。
人が乗車する部分はバスケットと呼ばれる部分で、この部分は軽量で衝撃に強いといわれる藤が利用されています。
熱気球は地上にロープで係留されているので、勝手にどこかに飛んでいくという事もなく、風がかなり強いとなると利用できない事もありますが、観光や体験という事で、熱気球に乗る事が出来るところが多くなっています。
現代の熱気球は、非常に安全性の高い乗り物として作られており、安全にフライト出来るように利用される素材などにも工夫が施され、事故の少ない空の乗り物として、世界各国で観光などに利用されています。